カテゴリー

ブログ

2016/02/14

脳脊髄液の産生と吸収

前回、体液の中でとても重要なのが、「脳脊髄液」だという事を説明させて頂きました。前回の内容はこちら。

 

そんな脳脊髄液の産生・循環・吸収が体内でうまく行われなくなると一体どうなるのでしょうか?

 

 

脳脊髄液の障害には「減ってしまうもの(漏出)、または産生が追い付かなくなってしまうもの」ものと「増えすぎてしまうもの」があります。

 

ただ、脳脊髄液の障害で起こる、症状には個人差が大きく、必ずしも一人一人に共通するものではありません。

頭痛・全身倦怠感・自律神経症状・めまい・睡眠障害など様々です。

 

基本的には、医療の世界でも治療方法がありますので、治る病とはされています。ただ、いまだに不明な部分も多いことから、研究段階にあると言われています。

 

 

 

脳脊髄液が「減ってしまうもの(漏出)、または産生が追い付かなくなってしまうもの」の代表的なもには【脳脊髄液減少症】です。

 

【脳脊髄液減少症】は二つに分けられます。

 

・低髄液圧症:髄液の漏出はありませんが、脱水などで髄液の生成低下し、髄液量が少なくなるもの。

ですから、『慢性下痢症』・『慢性嘔吐症』の方は注意が必要です。

 

・髄液漏出症:髄液を包んでいる硬膜に何らかの原因で傷が入り、髄液が漏出するものです。

これは、交通事故などで強いむち打ちを受けたことがある方ラグビーやアメフトなどで体に繰り返し強い衝撃を過去に受けていた経験がある方転倒して背中や首に強い衝撃を受けたことがある方などは、とても注意が必要です。

 

 

脳脊髄液が「増えすぎてしまうもの」には【水頭症】というものがあります。

 

水頭症:頭蓋内に脳脊髄液が溜まりすぎることにより、脳そのものが圧迫を受けたり頭蓋の内圧があがってしまうものです。

原因としては

①脳脊髄液が過量に作られてしまう、または吸収が悪い。

②脳脊髄液の流れが損なわれる。

①は、脳そのものや脳を取り巻く血管の奇形などによることが多い。

②は、脳腫瘍や感染(髄膜炎)、脳出血などによる炎症が引き起こします。

 

症状としては、

脳圧が上がることによる、頭痛や嘔吐

視神経の圧迫による視力低下や視力異常、失明。

天気による、気圧の変化なんかでも敏感に影響をうけたりします。

 

また水頭症は、まだ頭蓋骨が柔らかい乳幼児に起こり易いことでも知られています。

頭の大きさが、母子手帳の後ろに書いてある頭囲成長曲線の正常範囲を大きく超えていると注意が必要です。

乳幼児の症状としては、不機嫌が続く・うとうと眠ってばかりいる・両方の黒目が急に下方にくるりと引っ張られる(落陽現象)などの症状もあります。

 

 

このように脳脊髄液の障害は、上記のような病気をもたらすこともあります。

 

ですから、まずは病院(脳神経外科など)にて、詳しい診断を受ける事をお勧めいたします。

 

 

 

それでも、原因のわからない、

・頭痛や吐き気・めまい

・疲れた状態が続く

・気力が続かない

・やる気が出ない

・いつもだるい、体が重い

などの症状がありましたら、当院までご相談ください。

 

当院では【全身骨格矯正】の中に【硬膜調整】という治療法で

脳脊髄液の循環・産生を正常にする治療を行っております。

そして、毎日自宅で行える体操も指導しております。

 

是非ともお気軽にご連絡をください。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
やつはし整骨院
http://www.yatsuhashiseikotsu.com/
神奈川県横浜市栄区桂町728-1
セルディ本郷台103
TEL:045-443-5674
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2016/02/14

脳脊髄液って知ってますか??

人間の体内の成分の70%水分でできているというのはご承知の事実だと思います。

循環を

その水分はいわゆる体液の事です。

 

その体液には3種類あります。

 

その3種類とは・・・

 

そう!

 

 

血液

 

リンパ液

 

脳脊髄液

 

3つとも体の働きにおいてとても重要な役割をしています。

 

①血液②リンパ液というのはとても有名でその働きも皆さんもよくご存知だと思います。

 

 

 

血液に関しては体中を巡っています。

ですから、血流が悪くなると体のあらゆるところに不調が起こります。

 

・肩こり、腰痛

 

・冷え性

 

・肌荒れ

 

・心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。

 

 

リンパは、体内に侵入した細菌を退治し、体を病気から守ってくれます。

ほかには、老廃物を運搬し排泄する役割があります。

 

リンパの流れが悪くなってしまうと、体内には老廃物が蓄積されることになり、体の正常な機能、リンパでいえば免疫機能の低下になります。

 

リンパの流れが滞ると、むくみ・肩こり・疲労などの体調不良を引き起こすことになります。

 

 

次の3つ目は、皆さんあまり聞いたことないのではないでしょうか?

しかし、とても重要な体液なんです。

 

 

脳脊髄液

脳脊髄液とは頭蓋骨と脊柱(背骨)の中にあって、脳と脊髄を守る液体です。

IMG_0912_R

 

脳脊髄液が循環する事により、脳や脊髄に栄養分を運び体の中に発生した老廃物や毒素を体外に排出して行きます。

 

また、脳脊髄液が存在する事により、柔らかい脳を衝撃から守るための緩衝材の役割をしています。

お豆腐のパックの中にある水の役割と似ています。

 

さらにこの脳脊髄液は、脊髄神経内に流入し、神経周囲腔を通り神経末端まで流れ、末端の組織でリンパ、組織液となります。(途中の血管でも吸収されます)

 

要するに、脳脊髄液は最終的には体の足先まで巡り、リンパに吸収され、静脈にも吸収されるのです。

血液にもリンパにも関与しているのが、脳脊髄液なんです。

 

そんな重要な脳脊髄液がうまく、産生されず、循環されないと

 

・疲れがなかなか抜けない

 

・気力が続かない

 

・やる気が出ない

 

・いつもだるい

 

・体が重い

 

などの症状が現れるんです。

 

 

当院ではこの「脳脊髄液の産生・循環」を促す治療を行っています。

また、「脳脊髄液の産生・循環」をご自宅で毎日行える、体操も積極的に指導をしております。

150324_72_R

 

次回のブログでは、この「脳脊髄液」についてもうちょっと詳しく解説していきます。

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
やつはし整骨院
http://www.yatsuhashiseikotsu.com/
神奈川県横浜市栄区桂町728-1
セルディ本郷台103
TEL:045-443-5674
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2016/02/12

【痛くない骨格矯正】 患者さんの声

【やつはし整骨院】を応援して下っている患者さんです。

 

当院が開業してすぐに、【全身骨格矯正】を体感しに来院して頂きました。

 

サッカー・ボルダリング・ベンチプレス・マラソンなど、かなり身体を酷使している方です。

身体はいつもズタボロです!(笑)

 

そんな方の体を【全身骨格矯正】で治療させて頂きました。

 

私自身とても尊敬している方です。

いつも気にかけてくださり本当にありがとうございます。

 

これからも期待に応えられるよう、日々頑張っていきます。

 

img005_R

大川 和人様

39歳

男性

公務員

逗子市在住

 

症状:左肩の痛み・左膝(前十字靭帯OPEによる可動域制限)・僧帽筋のはり

 

質問1 来院される前、どのような期待や不安がありましたか?

 

痛みの改善、パフォーマンスの向上

院長が身に付けた新しい技術に期待して行きました。

 

 

質問2 実際に来院されてどうでしたか?

 

院内の雰囲気もよく、院長の笑顔がとても良かったです。

 

 

質問3 治療の前と後で比べてどうでしたか?

 

治療の翌日に患部に違和感を感じることもあるが、

症状が徐々に改善しているのが、痛みの軽減だけでなく動きの中で感じられる。

 

 

質問4 その他なにか一言よろしくお願いします。

 

きちんと症状について説明してくれ、日常生活の中での注意点等も丁寧に教えてくれるところが良いと思います。

自分の手技に自信を持って患者さんに接していいと思うよ。

さらなる進化に期待しています。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
やつはし整骨院
http://www.yatsuhashiseikotsu.com/
神奈川県横浜市栄区桂町728-1
セルディ本郷台103
TEL:045-443-5674
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2016/02/11

根本治療の【痛みのない骨格矯正】の効果を出すためには・・②

前回のブログでは、

【全身骨格矯正】をする際の力の伝え方の一部をご紹介いたしました。

 

今回は【骨格矯正】の効果をだすための第2弾!

 

②【全身骨格矯正】は解剖学に基づいた関節の形状をしっかり頭の中に入れながら、3Dでイメージしながら治療を行っている

 

という内容を少しご紹介します。

 

【全身骨格矯正】とうたってるくらいなので、当然体の骨格はほとんど網羅しています。

私は、国家資格者(柔道整復師)でもあるので解剖学の勉強もしっかりしています。

img60204822_R

 

 

この今の【全身骨格矯正】を習得したのは、国家資格を取ってから5年ほど経ってからでした。

ですから、解剖学的な部分は、専門学校の時にも勉強したし、臨床経験も8年積んでいたので大丈夫だろうと思い

【全身骨格矯正】の習得に励んでいたのですが、

ところが、一つ一つの関節の矯正を習うたびに

「専門学校時代+8年間の臨床経験は何だったのだろうと思わされるくらい、細かい内容でした。」

 

でもそれもそのはずです。

 

体の関節は、場所によって全然違うのです。

膝関節は肩関節みたいにぐるぐる回すことはできません。

顎関節は股関節みたいにぐるぐる回すことはできません。

 

このように体の関節は、関節の形状によって

動く範囲

動き方

それにより、用途が違ってきます。

ch6-06_R

 

どこの関節が、

 

どのような形状になっていて、

 

本来はどのくらい動いて、

 

痛みがあることによりどのくらい関節が動いていないのか

 

また、どの方向で関節が固まってしまっているのか

 

これらすべてをしっかりと把握しないと、正しい矯正は絶対にできません!

 

なので、治療する際に

 

解剖学的に関節がどのような形状をしているのかというのを立体的にイメージできなければなりません。

 

 

 

 

さらに、関節の形状はみなさん教科書通りの形はしていません。

 

関節の形状は

 

男女

 

年齢

 

先天的なもの

 

生活習慣

 

などで1人1人、関節の形状は異なるのです。

 

ですから、当院の【全身骨格矯正】はこれら全て頭にいれ常に意識して「矯正」を行います。

でなければ、すべて適当な「矯正」になります。

万一、なんとなくで「矯正」をかけて良くなったとしてもそれは「まぐれ」だと私は思います。

 

治療に「まぐれ」はいりません!

まぐれに次はないですから。。。

 

 

体の歪みを感じるあなた

背中がまるくなってきたあなた

腰が曲がってきたあなた

膝の内側が痛くなってきたあなた

 

ぜひ、当院の【全身骨格矯正】を受けてみてください!!!

 

 

初回治療のご案内はこちらになります。

 

また初回ご料金はこちらになります。

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
やつはし整骨院
http://www.yatsuhashiseikotsu.com/
神奈川県横浜市栄区桂町728-1
セルディ本郷台103
TEL:045-443-5674
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2016/02/11

根本治療の【痛みのない骨格矯正】の効果を出すためには・・①

当院の【全身骨格矯正】は、

①骨格に適度な力を加え、②解剖学に基づいた関節の形状をしっかりと頭の中でイメージしながら矯正をかけていきます。

 

①骨格に適度な力をかける

この適度な力というのは、強すぎてもダメ。弱すぎてもダメなんです。

 

強すぎてしまう筋肉が緊張してしまい、逆に骨格は動かず、関節にロックがかかってしまう恐れもあります。

 

逆に

 

弱すぎてしまう骨格・関節には力が伝わらなくなってしまいます。

 

さらに、関節の硬さというのは、患者さんの数と同じだけ違う種類の硬さがあります。

 

この1人1人の違う硬さを取るためには、しっかり確立された技術がないと本来【骨格矯正】はできないのです。

 

巷に溢れている、動画のマネや販売されたDVDをみただけで、マネをして

患者さんの体を良くしていこうなんて言うのは、不可能に近いと思います。

 

当院の【骨格矯正】を習得する際に、この力を伝えるための

理論・体の使い方(姿勢)を徹底的に学びます。

これが、全身の骨格に矯正をかけるためのとても大切な基礎になります。

 

何事も基礎がなければ、応用が利きませんよね。

 

その、力の伝え方を少しご紹介します。

 

『丹田』という言葉は聞いたことあるでしょうか?

『丹田』とは簡単に言うと、「体の気が集まる場所」の事を言います。

丹田_R

 

丹・・・気エネルギーが蓄積され赤く輝く状態を指し

田・・・そのエネルギーをためる器を示します

 

実際、解剖学的には存在しません。

目に見えない気の世界で存在するそうです。

 

私自身も、患者さんに治療する際には、「摩訶不思議な事」「説明できない事」は提供しません。

なので、治療の中で患者さんに『丹田』という言葉を直接、説明する事はありません。

『丹田』そのものの力で”治す”事はないからです。

 

ただ、この【骨格矯正】を学ぶ際には、丹田を意識するように言われます。

そして実際に、丹田を効率よく伝える事によって、骨格が動くのだと教えられます。

 

そしてこの『丹田』という力を信じるか信じないかは別として、

この『丹田』を意識して治療する事により、私の体にある変化が起こり始めました。

 

それは、「手が温かくなったことです」

 

正直、自分ではあまり感じていなかったのですが、この【骨格矯正】を学び、治療をするようになってから

 

患者さんに

 

「先生、手がすごく温かいですね」

 

とよく言われるようになりました。

 

ここ最近では、

半年近く定期的に通ってくださっている患者さんがいらっしゃるのですが、その方には

 

「先生、最近手が温かいを通り越して熱いわよ」

 

と言われました。

 

これはもしかしたら『丹田』の力なのかもしれませんね。(笑)

 

そしてこの『丹田』をただ、「へその下に力をいれて」というのを意識して伝えるだけでは

ただ”なんとなく”のものになってしまいます。

つまり、”感覚”という言葉で片付いてしまいます。

 

当院の【骨格矯正】はそれでは片付けません!

感覚で終わらせてしまえば、人に言わせれば「摩訶不思議なもの」「説明できないもの」になってしまうからです。

治療現場では極力それは避けたい。

 

では、実際どうやって『丹田』を指に伝えて、患者さんの骨格まで伝えているのか。

 

それは、スポーツでいうと『体幹』の作用と同じです。

『体幹』をしっかり固める事により、末梢(指先、足先)へと力を効率よく伝えることが出来る。

『丹田』はこの『体幹』に置き換えることが出来ます。

 

『丹田』からの力を伝えるためには

まずは、

 

お尻を少し突き出し、広背筋(背中の筋肉)を効かせます。

 

そして次に

 

大胸筋にその力を伝えます。

 

次に

 

上腕三頭筋(二の腕)に力を伝えて、指先(とくに薬指)へと力を伝えて

 

骨格を操作して、関節を動かし、解剖学的に正しい位置に戻していきます。

 

 

 

長々と、綴ってきましたが、

 

これが当院が行う、感覚やなんとなくでは行っていない、【全身骨格矯正】の本当に基本的な部分になります。

 

 

ぜひ、「なかなか治らない」、「長年治らない」、「マッサージやボキッと矯正してもらっても一時的にしか良くならない」

 

という方は、ぜひとも当院の【全身骨格矯正】を体感してみてください。

そして、体の根本からしっかり治しましょう!!!

 

とはいっても、実際初めて治療を受ける方は様々な点で不安もあるかと思います。

 

そんなあなたのために当院は、初回の治療は、少しでも多くの方に体感して頂きたい、少しでも治療を受けるハードルを低くしたいと思い

初回は特別価格をご用意しております。

詳しい内容はこちらから。

 

当院の理念に共感して頂き、治療に少しでもご興味を持っていただけたなら是非とも、お気軽にご連絡ください。

心よりお待ちしております。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
やつはし整骨院
http://www.yatsuhashiseikotsu.com/
神奈川県横浜市栄区桂町728-1
セルディ本郷台103
TEL:045-443-5674
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

やつはし整骨院のブログで健康維持に役立つ情報をお届けしております

横浜市栄区で手技療法をおこなう当院の院長が、ブログにて院についてのご紹介や健康に役立つ情報を配信しております。日々の施術エピソードなどもご紹介しており、院長の人柄などもご確認いただけますので、当院を初めてご来院頂く方もぜひご覧ください。
やつはし整骨院は一時的な痛みの改善やコリの解消ではなく、お体をすっきり回復させる根本治療のご提供を目指しております。骨格の矯正によりお体のバランスを整え、本来の機能と自然回復力の回復により根本から治る力を引き出します。
栄区でご信頼いただいている当院のブログでは、当院の施術に関するご案内や肩こりや腰痛の改善や予防に関する情報をご提供しておりますので、ぜひご覧ください。

〒247-0005
横浜市栄区桂町728-1 セルディ本郷台103
TEL:045-443-5674

pagetop
オンライン予約