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人間の体内の成分の70%が水分でできているというのはご承知の事実だと思います。
循環を
その水分はいわゆる体液の事です。
その体液には3種類あります。
その3種類とは・・・
そう!
①血液
②リンパ液
③脳脊髄液
3つとも体の働きにおいてとても重要な役割をしています。
①血液②リンパ液というのはとても有名でその働きも皆さんもよくご存知だと思います。
①血液に関しては体中を巡っています。
ですから、血流が悪くなると体のあらゆるところに不調が起こります。
・肩こり、腰痛
・冷え性
・肌荒れ
・心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。
②リンパは、体内に侵入した細菌を退治し、体を病気から守ってくれます。
ほかには、老廃物を運搬し排泄する役割があります。
リンパの流れが悪くなってしまうと、体内には老廃物が蓄積されることになり、体の正常な機能、リンパでいえば免疫機能の低下になります。
リンパの流れが滞ると、むくみ・肩こり・疲労などの体調不良を引き起こすことになります。
次の3つ目は、皆さんあまり聞いたことないのではないでしょうか?
しかし、とても重要な体液なんです。
③脳脊髄液
脳脊髄液とは頭蓋骨と脊柱(背骨)の中にあって、脳と脊髄を守る液体です。
脳脊髄液が循環する事により、脳や脊髄に栄養分を運び、体の中に発生した老廃物や毒素を体外に排出して行きます。
また、脳脊髄液が存在する事により、柔らかい脳を衝撃から守るための緩衝材の役割をしています。
お豆腐のパックの中にある水の役割と似ています。
さらにこの脳脊髄液は、脊髄神経内に流入し、神経周囲腔を通り神経末端まで流れ、末端の組織でリンパ、組織液となります。(途中の血管でも吸収されます)
要するに、脳脊髄液は最終的には体の足先まで巡り、リンパに吸収され、静脈にも吸収されるのです。
血液にもリンパにも関与しているのが、脳脊髄液なんです。
そんな重要な脳脊髄液がうまく、産生されず、循環されないと
・疲れがなかなか抜けない
・気力が続かない
・やる気が出ない
・いつもだるい
・体が重い
などの症状が現れるんです。
当院ではこの「脳脊髄液の産生・循環」を促す治療を行っています。
また、「脳脊髄液の産生・循環」をご自宅で毎日行える、体操も積極的に指導をしております。
次回のブログでは、この「脳脊髄液」についてもうちょっと詳しく解説していきます。
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