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やつはし整骨院　八ッ橋です。

 

 

 

先日、約4か月ぶりに再来院した患者さんがいらっしゃいました。

 

 

以前は、腰痛、右の坐骨神経痛の治療を行っていました。

 

 

介護のお仕事をしているため、中腰の姿勢が多いため、

 

 

仕事が終わると、

 

 

「腰の重さ」「右足のダルさ」が

 

 

また気になり始め、お忙しい中、来院して頂きました。

 

 

治療後は、右足のダルさも無くなり、腰も非常に軽くなったと喜ばれていました。

 

 

 

「骨盤の状態は、以前ほど悪くはありませんが、腰回りのはりや、身体全体の筋肉の疲労感が強く出ています。お仕事上、体に負担がかかりやすいのは、仕方の無い事です。ただ、これを放っておいてしまうと、筋肉の緊張が強くなり、以前のような骨格の歪みに繋がってしまう可能性もあります。そうなると以前のような足にシビレが出現するようになるかもしれません。そうならない為には、ここでの体のメンテナンスも必要ですが、それ以上に自分のおうちで、体を常にメンテナンスしてあげる事がとても重要です」

 

 

と説明。

 

 

「以前教えた、骨盤体操は毎日やっていますか？」

 

 

とお聞きすると、やっていないとの事でした。

 

 

「効果があるのでぜひやり続けてくださいね」

 

 

と言ったときに、患者さんにはちょっとがピンとこなかったのか・・・

 

 

「は・・・・はい」

 

 

という微妙な感じの反応でした。

 

 

 

そこで、わたしは「しまった～～～～」と思いました。

 

 

骨盤体操を教える事に意識が行き過ぎてしまい、

 

 

「患者さんの立場になって教えていなかった」という事に気づきました。

 

 

骨盤体操をやることで、患者さんの体にはどんな効果がもたらされ、その後患者さんの体はどう変わっていくのか、

 

 

というのをしっかり説明できいなかった、患者さん自身にこの骨盤体操をやると「こうなれるんですよ」という

 

 

イメージを持たせてあげる事が出来ていなかったことに気づきました。

 

 

 

 

なんでもそうだと思うのですが、目的意識をもたずに、ただただやることって非常に難しいですよね！飽きちゃいますよね。

 

 

きっとこの患者さんもそういう状態だったんだなと強く感じました。

 

 

最初にこの骨盤体操を教えた時には熱心にやっていたけど、症状も治療で治ってきて、

 

 

体が良くなってきたことで、骨盤体操の効果も薄れ、

 

 

何週間後かには、私がこの患者さんに骨盤体操をやらなくてはならない本当の目的を伝えられなかったので、

 

 

患者さんの骨盤体操へのモチベーションがさがってしまい、

 

 

しまいには骨盤体操に飽きてしまい、やることが面倒くさくなり、自然にやらなくなってしまったんだと思います。

 

 

 

 

ですから、今回は、同じ骨盤体操でも、やり方よりも

 

 

 

これをやり続けると患者さんはどう変わっていくのかを頑張って説明して行きました。

 

 

 

そして、その場では効果を見せ、とても効き目のある骨盤体操だという事をわかって頂きました。

 

 

患者さんは、初めてこの骨盤体操をやったかのようにとても驚いて、

 

 

「毎日やろう！」

 

 

と患者さん自ら言っていただくことが出来ました。

 

 

 

これで、この患者さんは再発予防への意識が高まり、

 

 

以前よりも自分の体への意識が高くなってくれたのではないかと思います。

 

 

伝え方ひとつで、患者さんの未来も変えてしまうのかな・・・

 

 

と感じた今日この頃です。日々勉強です！！

 

 

当院で行っている骨盤体操の効果はコチラからご覧になれます。

 

 

 

 

 

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