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ちょっと、脳脊髄液についての説明から少し離れてしまいましたが、
また、体液の中の重要な物の1つである「脳脊髄液」についての説明に戻りたいと思います。
*前回の「脳脊髄液」についての説明はコチラ
今回は「脳脊髄液」の循環についてです。
「脳脊髄液」は一体どのように循環しているのでしょうか?
簡単に言うと、
頭蓋骨と脳の間を流れ~脊髄の膜の内側を流れ~骨盤内を循環しています。
「脳脊髄液」は、絶えず循環していて、1日に500ml(1分間に0・35ml)産生されています。
そして、産生と吸収を繰り返し、1日約3~4回入れ替わっています。
これらの循環がうまく行われなくなると、体のさまざまな不調が起こります。
詳しくは、コチラから
では、頭蓋骨と脳の間を流れ~脊髄の膜の内側を流れ~骨盤内をどのようにして循環しているのでしょうか?
そこには、2つのキーワードがあります。
①「蝶形後頭底結合」
②「仙骨」
まずは、一つ目の「蝶形後頭底結合」です。
「蝶形後頭底結合」は、「後頭骨」(一番上の頸椎と隣り合う頭蓋骨です)と「蝶形骨」(こめかみの骨)のつなぎ目の事をいいます。
この「蝶形後頭底結合」は、屈曲・伸展を行います。
屈曲は「蝶形後頭底結合」が、頭頂のの方に動く
伸展は「蝶形後頭底結合」が、足の方に動く
ことをいいます。
この、「蝶形後頭底結合」が屈曲・伸展を行うと、脳脊髄液が循環します。
二つ目の「仙骨」は、
骨盤の真ん中の骨です。
この「仙骨」は「蝶形後頭底結合」の屈曲と伸展の動きに連動して動きます。
この二つの動きがうまくいって、初めて「脳脊髄液」が正常に循環するのです。
(*画像がひっくり返ってしまい申し訳ございません・・)
ですから、
「蝶形後頭底結合」の動きがうまくいかなかったり、
「仙骨」つまり、骨盤の歪みがあると、「蝶形後頭底結合」との連動がうまく行われなくなるので、
「脳脊髄液」の循環がうまくいかなくなってしうのです。
「やつはし整骨院」では、
全ての治療を行う上で、まず、この「脳脊髄液」の循環をよくした状態で治療をはじめ、「脳脊髄液」の循環を促して治療を終えるようにしています。
「脳脊髄液」には、【自然治癒力】にも関与しているからです。
・頭痛や吐き気・めまい
・疲れた状態が続く
・気力が続かない
・やる気が出ない
・いつもだるい、体が重い
などの症状がある方は、もしかしたら「脳脊髄液」の循環がうまく行っていないのかもしれません。
お医者さんに行っても、特に異常がないと言われ、なかなか上記の症状が改善されない方は
ぜひ「やつはし整骨院」までご連絡ください。
045-443-5674
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