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横浜市栄区、本郷台にある根本治療専門
やつはし整骨院 院長 八ッ橋です。
前回のブログでは、【ぎっくり腰】の際に
「絶対にやってはいけない座り方」について書きました。
(前回のブログはコチラ←クリック)
骨盤に負担をかけて座ると、【ぎっくり腰】は
さらに悪化してしまう可能性がありますよ~
というお話でした。
ポイントは「坐骨」の位置でしたね。
「坐骨」が極力、椅子の座面に対して垂直な状態にあるのが
理想です。
家では、椅子ではなく床の生活のほうが多いという方は、
床の下に座布団などを3枚くらい敷いてお尻を高くして座ってください。
注:座布団はフワフワのクッションみたいなものはNG!昔ながらの少し固めの座布団を使用してください。おうちにそういった座布団がなければ、バスタオルを四つ折りにしたものを2枚くらい重ねてみてください。
または、正座です。正座は骨盤が立ち安い状態なので、
骨盤に負担がかかりません。
家では椅子に座る習慣がなく、床にいることが多い方は、
○お尻を高くして座る
○正座
をお勧めします。
では、椅子の座り方に話を戻しますね。
【ぎっくり腰】を悪化させてしまう可能性がある座り方は、
下の絵のような座り方です。
「坐骨」が立たず、滑り込むような状態になっています。
【ぎっくり腰】の時は骨盤の関節『仙腸関節』といわれる関節に動きがない状態です。
このような座り方をしてしまうと、『仙腸関節』はさらに動かなくなってしまいます。
この『仙腸関節』をしっかり治さないと、
【ぎっくり腰】を繰り返したり、
【慢性腰痛】になっしまう可能性もあります。
【ぎっくり腰】の状態だからこそ、骨盤に負担をかけてはいけないんです。
正しい座り方は下絵の通りです。
「坐骨」がしっかりと、座面に触れ、骨盤が立っている状態です。
すると、背骨も自然と生理的弯曲(S字カーブ)を作りやすい状態になります。
痛みが強いときは、お尻をそのまま背もたれにぶつけ、背中は背もたれによっかかってください。
なるべく、筋肉は使わない状態にしたほうが良いです。
とはいっても、30分、、、1時間と座っていれば、だんだんと
自分の楽な姿勢を取り始め、崩れてきます。
これは健康な方でも誰もが起きてしまうことです。
ここで重要なことが、「悪くなった姿勢を治す、修正する」
ということです。
正しい姿勢→悪い姿勢→正しい姿勢→悪い姿勢→正しい姿勢
を繰り返し行っていくことです。
要は、「悪い姿勢のまんまで長時間いない」
ということが非常に重要です。
では、悪い姿勢から正しい姿勢に治す簡単な方法があるので、
やってみてください。
電車でこれを読んでいる方でも簡単にできますのでやってみてください。
①椅子の前方に手をついて足に体重をかけ、
坐骨を浮かして3センチ後ろに引いてください。
(今より3センチ深く座る感覚です)
*ほんの少し浮かすのがポイントなのですが、
浮かした時の腰に痛みが走る方は無理しないでください。
②その腰(骨盤)の角度を保ちながら上体を起こします。
この2ステップ動作で正しい姿勢の状態になっています。
この時の注意点です。
●反り腰になっていませんか?
いい姿勢になろうと意識しすぎて、腰をグッと反ってはいけません。
逆に腰の筋肉が縮んで緊張してしまいます。
●頭の位置が後ろになり過ぎないように気を付けてください。
●正しい姿勢をした後で、腰の筋肉が固くなり過ぎていないか?
固くなっていれば、すこし反りすぎかもしれません。
以上の点を気をつけて、正しい姿勢をどんどん行ってください。
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