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横浜市栄区、本郷台にある根本治療専門
やつはし整骨院 院長 八ッ橋です。
いつもブログを読んで頂き誠にありがとうございます。
前回の【ぎっくり腰】ブログでは、原因と予防について書きました。
前回のブログ←コチラから)
今回は、
「ギックリ腰になって絶対にやってはいけない座り方」です。
ぎっくり腰になって来院される方は、だいたい、
腰をかがめてそこから伸ばせなくなっている状態の方が多いです。
たまに、逆に背中を伸ばし、そこから動かせない状態の人もいます。
その状態から
「動かすと痛い」、「なにか決まった動作の時に激痛が走る。」
といった方がほとんどです。
ぎっくり腰の激痛の原因は、筋肉の損傷・炎症です。
ただ、この筋肉の損傷・炎症は、一見、突発的に起こったもののように感じますが、
じつは、体にかかった負担が積もりに積もり、体(筋肉)が限界値を超えた時に、
その負担に耐えられなくなった時に、ギックリ腰は起こります。
なぜ、体(筋肉)が限界値を超えるのでしょうか?
それには3つの原因が考えられます。
①スポーツなどで筋肉のオーバーユース(使いすぎ)
②悪い生活習慣などで骨格(関節)が固まり動かなくなりそれに伴いその骨格(関節)を動かすための筋肉に正常な収縮が起こらなくなる。
③前回のブログで書いた季節ものの【ぎっくり腰】
特に多発し、皆さんが気を付けなければならないのは②の、
生活習慣により、正しく骨格(関節)が動かなくなってしまっている状態です。
骨格(関節)が動かなくなれば、そこに関与している筋肉の動きが無くなります。
筋肉が動かなくなれば固まってしまいます。
筋肉が固まれば、水分量・酸素量が減少し、しなやかな筋肉ではなくなってしまいす。
筋肉が固まれば、血流も悪くなります。
血流が悪くなれば、冷えます。冷えれば筋肉はますます固くなります。
さらに、血液がそこの筋肉に到達しずらくなれば、そこの筋肉に、
栄養分が行き届かなくなり、だるい・重い・疲れが抜けない。
なので、骨格(関節)が正常に動かなくなれば、体はどんどん悪化してしまいます。
その一つが、【ぎっくり腰】なんです。
なので、【ぎっくり腰】になったときに、腰がまるまったまま伸ばせなくなるのは、
「骨盤の関節(とくに仙腸関節)や背骨一つ一つの動きが無くなってしまっている状態なんです。」
それらを踏まえて「絶対にやってはいけない座り方」を
ご紹介します。
これはぎっくり腰の人に限ったことではありませんが、
この座り方をすると、腰の痛みは悪化します。
最悪な状態は、そこから動けなくなる、
または立ち上がるのにそこから1時間以上かかってしまった
なんて事になりかねません。
絶対してはいけない座り方。
○浅く腰掛ける
○ふかふかのソファーに座る
○足を組んで座る
この姿勢で座るのは、楽なんです。
痛みが軽減したのでは?という錯覚にさえなます。
しかし、いざ立ち上がろうとするとき、
「あれ?」となります。
動けない・・・・・
動かすと激痛・・・・
といった状態になってしまいます。
なぜか???
上記3つのいずれかの座り方をすると、
座面の接地面が、骨盤の大切な関節である『仙腸関節』になってしまうからです。
正しい座り方(体に負担のかからない座り方)は、
座面の接地面が『坐骨』であることが理想です。
黒い状態が理想の座り方
赤い状態が絶対にやってはいけない座り方です。
【ギックリ腰】の原因の多くは、この『仙腸関節』が固まり、
動かなくなっている状態です。
赤い座り方は、それに追い打ちをかける座り方なんです。
ですから、上記の3つの座り方をして状態が良くなるということはほぼないです。
もちろん【ぎっくり腰】の痛み自体は、筋肉の炎症がおさまれば軽減されます。
ただこの骨盤の大切な関節の一つである『仙腸関節』が正しい位置に戻り、
正しく動き出すことは難しいです。
ですから、ギックリ腰を一回すると、
「癖になる」
「慢性的な腰痛になってしまった」
といった状態になってしまう方が多いのです。
このような状態になってしまった方は、
しっかりと『仙腸関節』を正しい位置に戻し、正しく動かせる
状態にすることを強くお勧めします。
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