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2016/04/08

産後に起こる体の変化⑥~骨盤と股関節の関係~

いつもブログを読んで頂き誠にありがとうございます。

 

 

やつはし整骨院 八ッ橋です。

 

 

 

 

今回は、「産後に起こる骨盤の変化」第6回目になります。

 

 

今回は「骨盤の傾きと股関節の関係」についてです。

 

 

 

産後の下半身太りを回避するためには、骨盤の後傾を防ぐことが事がとても大切になります。

 

 

骨盤後傾は、かなり大事なワードになります。

 

 

腰痛持ちの方は、たいてい骨盤が後傾してることが多いです。

 

 


 

 

少し余談になりますが、私は、ずっとサッカーをやっていたのですが、学生時代にふと疑問に思ったことがありました。

 

 

 

 

「なぜ、欧米の選手はあんなにキック力があるのだろうか?」

 

 

筋力はたしかに欧米人の方がありそうです。でも、同じ日本人選手でも、必ずしも筋力がある人がキック力があるとは限りませんでした。

 

 

体の線が細い選手でも、えっ・・?みたいなビックリするような強いシュートを打てる選手はたくさんいました。

 

 

(ミートのうまさなどの要素もありますが・・その部分に関しては今回は置いておきますね。。)

 

 

そう考えると、日本人と欧米の選手のキック力の差は筋力だけではなさそうだなと・・

 

 

と、ある人から聞いたのか、本で読んだのかは忘れましたが、

 

 

キック力の違いには、「日本人と欧米人では骨盤の作りが違う。そのため、日本人と欧米人では骨盤の傾きが違う」ということ・・

 

 

日本人は、骨盤が後傾、背中が丸くなりやすい作り

欧米人は、骨盤が前傾、体幹が立ち上がっている状態

 

 

という違いがあると。

 

 

スポーツの世界では、骨盤が前傾し、体幹が安定させると、末梢(足先、指先)に効率よく力が伝わるというのは知られています。

 

 

だから、欧米人の方がコンパクトな振りでも爆発的なキックを生むことができると、聞いたことがあります。

 

 

 

 

 

日本人は、もともとは農耕民族のため、屈んでいる暮らしだった。または、床での生活でした。

 

 

欧米人は、狩猟民族で常に遠くを見ていました。そして、テーブル・椅子の暮らしでした。

 

 

こういった歴史背景が、骨盤の作りを変えてしまったのではないかとも言われています。

 

 

 

なんて、話がそれてしまいましたが・・

 


 

 

 

 

 

ですから、産後のママさんたちもこの骨盤の傾きを意識してほしいんです。

 

 

なるべく、骨盤を後傾にしない事!

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ただ、骨盤を無理にでも動かせばいいというものでもありません。

 

 

骨盤の傾きの調整には、腹筋の力が欠かせませんが、腹筋に力を入れづらい産後ママが骨盤を無理に動かすと、

 

 

腰や背中の筋肉に負担をかけてしまいます。

 

 

健康になるための努力で、逆に肩こりや腰痛になっては、もともこもありません。(悲)

 

 

 

骨盤の傾きを調整するには、股関節を動かすことです。

 

 

骨盤と股関節は連動しています。

 

 

そのため、股関節のアプローチが骨盤に作用します。

 

 

股関節の意識から始めれば、今すぐ、腹筋を鍛えたり、腰に負担がかかるという事はありません。

 

 

股関節が、内股になりすぎたり、ガリ股になりすぎないように意識する事。

 

 

そして、股関節とつながっている大腿骨(太もも)を内側と外側に交互に捻る様に動かします。

 

 

股関節を細かく動かしてあげると、股関節周囲からお尻の筋肉に刺激が伝わり、筋肉の緊張が徐々に解けていきます。

 

 

股関節、お尻の筋肉がほぐれてくると、腰や背中の無理な緊張がとけ、骨盤が前傾(骨盤が立ち上がる)しやすい状態を作れるようになります。

 

 

腰や背中の筋肉の緊張が解けると、骨盤と股関節をつなぐインナーマッスル(腸腰筋群)が作用しやすくなるからです。

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(大腰筋+腸骨筋=腸腰筋

 

 

産後に緩んだ腹筋は、この腸腰筋が作用する事で、自然に戻り始め、骨盤の傾きを正常に維持できるようになります。

 

 

 

【骨盤後傾+股関節が内向き(内股)】

 

腸腰筋(前面)が作用しない

 

腹筋に力が入らず、背面(背筋)とのバランスが崩れる

 

➡姿勢を保つよう、背部(腰~背筋)に負担がかかり、腰の筋肉が緊張

 

 

 

【骨盤だけを前傾】

 

➡背面(腰~背中)の筋肉で補う

腸腰筋(前面)は作用しない

 

骨盤と背中をつなぐ背面(腰~背中)の筋肉の負担を増やす

 

➡腰痛が悪化

太ももの裏も緊張してくる

 

 

 

【股関節を少し外側に向ける】

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(足先がこの程度、広がった状態)

 

 

腸腰筋が作用する

 

骨盤と背骨をつなぐ前面の筋肉が自然に使える

 

➡骨盤は前傾をキープし腰への負担を減らしてくれる

 

 

 

 

この様に、骨盤の傾き・股関節の位置を正しく意識すると、体を支えてくれる筋肉がバランスよく働いてくれます。

 

 

そうなることで、体の前面の筋肉と後面の筋肉のバランスがとれ、体に無理のない正しい姿勢を保つことが出来ます。

 

 

 

骨格を正常に戻す。

筋肉を正常に働かせる。

 

 

この両方がしっかり出来た状態で、無理のない美しい姿勢が保つことが出来ます!!

 

 

さらば、下半身太り!!!

 

 

 

 

 

「無痛」 「全身骨格矯正」

 

鎌倉市・港南区に隣接する栄区にある

 

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