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【肩の痛み】

 

先日来院された患者様。

 

 

肩の痛みで悩み来院。

 

肩が急に上げずらくなってきました・・・

 

「週に1回、孫の面倒を楽しみにくるので、

これ以上、肩が上がらなくなってしまっては困る・・」

 

と、不安そうな顔でお話してくれました。

 

 

それから、

肩の検査をして、

 

なぜ

肩が上がらにのかを

 

全身チェックしていきました。

 

すると体がだいぶ左側に傾いていることが

わかりました。

 

座っているときも

立っているときも

歩いているときも

 

すると8年前に

 

右膝の手術を行い人工関節にしていました。

 

おそらく

それをかばう形で

 

体に傾きが出てしまっていたのです。

 

体の傾きから

 

この患者さんの体の重心がわかりました。

すると歪んでいる関節、つまり動かなくなっている関節がわかりました。

すると、ものすごく緊張している筋肉、

使えていない筋肉がわかりました。

 

 

それに、

即して

 

骨格の矯正を行い

痛みの出ない範囲で動作を改善していきます。

 

 

この患者さん

 

「まさか、自分の方の痛みが、

人工にした膝関節から体のバランスが崩れ

体がゆがみ、肩に影響を与えていたなんて

夢にも思わなかったそうです。」

 

 

肩が痛いからと言って、

肩だけをみて、

必死に肩の痛みを抑える治療をする。

 

たしかにそれでも、肩の痛みは治まるでしょう。

 

でも、それで本当に根本の解決とは言えますか？

 

体の歪みがわかり、それでも放っておきますか？

 

 

お孫さんを抱っこし続けても

痛みが出ない肩になるでしょうか？

 

 

 

 

治療後は、

肩の痛みにも変化が起こり、

とてもホッとしていました。

 

すると、もう一つ、

体に大きな変化が・・・

 

 

人工関節にしていない膝も

O脚気味になり、

 

右膝と左膝の隙間がだいぶ開いていたのが、

見事に閉じていました。

 

 

 

 

「先生！！これはすごいですね！！

びっくりしました！！

 

じつは、手術したお医者さんからは

数年後、反対の膝も手術することになると思うから

 

と言われていたんです。

 

でも、それはイヤだからどうしたらいいですか？

と、そのお医者さんに聞いたのですが、

 

そういうケースが多いからね・・・

 

としか言わなかったんです。

 

だから私はこの8年間本当に不安だったんです。」

 

 

 

これは、

右膝を人工関節にして

 

体全体のバランスがどうなっているかを

見れていません。

 

そこをしっかり見極めて、

 

普段の自分の体のクセを認識して、

それらを修正する運動を行っていければ

 

両方の膝を手術しなくてはならないという

リスク確立を、ものすごく減らせると思います。

 

 

 

 

 

 

 

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