子育てママさんの患者さんとの会話

 

 

中学生と小学生のお子様がいるママさん

 

 

このママさん、「子供との接し方」の

 

 

お勉強を大変熱心にされている方なんです。

 

 

僕も時折、アドバイスを頂きます。

 

 

先日のお話の中で、

 

 

「お子さんがもし学校に行かなくなったら、

もしくは行きたくないと言い出したら

どうしますか？？」

 

 

という話になりました。

 

 

もし自分の子供が学校に行かなくなったら

どうするだろうか。。。。

 

 

 

このママさんは、

2つの気持ちで揺れ動き

葛藤するとおっしゃっていました。

 

 

①この子の将来のことを考えれば、学校に行ってほしい。

成績にも響く、進学にも響く、なんとか学校には行ってほしい。

踏ん張って、頑張ってほしい。

 

 

②一生に1回の人生だし、学校だけが全てじゃない。

健康で生きていてくれさえすればいい。

いま、あなたのしたいようにすればいい。

親としてそれを見守り、責任はとるから。

 

 

この2つの気持ちで揺れ

自分の矛盾した気持ちで揺れる！！

悩みに悩み苦しむと・・

 

 

とおっしゃっていました。

 

 

どっちも間違っていないと思います。

でも、どっちが正解かもわかりません。

 

 

一つ言える事、

子供の人生は、子供の人生でしかないことです。

 

 

親からすれば

かわいくてかわいくて仕方のない子供。

子供に幸せになってほしいと思うのは

誰しも思うとこです。

 

 

でも、子供の人生は親の人生ではありません。

 

 

それを忘れてはいけません。

 

 

そして、さらに

このママさんが言っていたこと。。

 

 

「常に自分の一生は今日1日しかないと思ってみること。

そうすれば、子供にかける言葉や

子供に接する態度が変わると思うわ。」

 

 

これは、

「はっ！！！！！！」

 

 

と思わせていただく言葉でした。

 

「たしかに！！」

 

 

 

 

それに

これは自分の子供にだけでなく

当院に通われている患者さんにも同じことだなと

その瞬間に思いました。

 

 

僕が明日死ぬ。

もしくはこの院が終わらなければならないとき

 

 

今日、来院して頂いた患者さんに

 

 

本当の健康になってもらうために

 

なんて声をかけるだろうか？

どんな態度で接するだろうか？

何を言い残すだろうか？

 

 

そんなことを思いました。

 

 

間違いなく言える事

 

 

「自分に後悔のないよう、

その患者さんが健康になるためのことを

 

僕が持てる知識

今伝えたい事を

 

全力で

誠心誠意

気持ちを込めて言うだろうな」

 

 

と思いました。

 

 

この気持ちを忘れずに

1日1日を過ごしていきたいなと思いました。

 

 

学びを

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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